無農薬野菜:水の力で栽培 農作業が省力化--元鹿大客員教授が実験機公開 /奈良
◇障害者や高齢者の就農も期待--矢野原・元鹿児島大客員教授が実験機公開
医学博士で元鹿児島大客員教授の矢野原良民さん(60)=大阪市=が、
野菜を水没させ害虫を
除去する新しい栽培装置を開発し、香芝市平野の農場で4日、実験機を公開した。農作業が省力化され、障害者や高齢者の就農も期待されるという。【中村敦茂】
実験機はレタスなどの
野菜を植えた長方形のパネル(長さ3メートル、幅50センチ)27枚が並ぶ。パネルはコンベヤーとして動き、機械の端に来ると下段に潜って肥料を混ぜた水が入った害虫駆除層(深さ40センチ)を5分かけ通過。
害虫はこの間に浮いたり窒息して除かれるため、農薬は不要となる。
野菜の方が動くため、作業は機械の端付近で椅子に座ったまま可能。下段の収納室に
野菜を格納できるため、風雨や外気の影響も避けられるという。
この日は、香芝市尼寺の知的障害者更生施設「ゆらくの里」の入所者3人が、3月中旬に植えたレタスやサニーレタスなどの収穫を体験...
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